漫画はパースの描き方のコツをつかんで描くことで、作画性の強さを出すことができます。
漫画で言うパースとは、遠近法を使用した透視図法のことで、正式にはパースペクティブと言いますが、漫画家の間では略してパースと呼ばれているでしょうね。
漫画のパースの描き方のコツは、パースの種類である一点透視方法(経験豊富な人ほど、より精度が高いということがよくあるでしょう)と二点透視方法、三点透視方法の三つの種類の描き方を上手く使い分けるということなのですね。
3つのパースを上手く使うことで、背景に書かれる風景や建物などをより立体的に描くことができるようになり、絵の表現に幅が出てきますよ。
漫画でパースを描く時のコツは、まず、目線の高さを決める事です。
目線の高さに水平線を定め、この目線の高さの水平線に消失点という点を決めて描いていきましょう。
元となるこの目線の高さの水平線がうまく配置されていないと、構図が崩れてしまい、うまくパースを描くことができないので、パースを描く際には水平線の配置に注意が必要となるでしょう。
水平線と消失点ができたら、消失点に集中線を書き、線に沿って描いていくと、上手くパースが描けます。
パースのコツは、何度も実践して自分でつかむことが重要でしょう。
パースが上手く描かれた漫画をお手本にしたり、写真などを利用し、パースの練習をしてみてはいかがでしょうか。
パースのコツをつかみ、使いこなして、ワンランクアップした漫画を描けるようになると良いですね。
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