実際に漫画を描くには、どんな手順で進めればよいでしょう?
おそらく、殆どの人達はストーリー漫画を想定していることと思います。
ですから、まずストーリーを考える事となります。
そのためには、プロットと呼ばれる大まかなあらすじを作成するのです。
これは日頃からメモやスケッチブックなどに、思いつくたびに書き取っていくと良いのです。
まず、まずは、高校三年生の女の子を主人公にした作品にしたいとか、サッカー漫画にしたいという大まかなものでかまいません。
そこから徐々にストーリーを膨らませていきます。
中には、とりあえず登場人物を描き、その人物に似合うストーリーを考えるという漫画家もいるそうですよ。
でも、基本的にはストーリーを考慮してから、それに合わせた登場人物像を創り上げることの方が多いでしょう。
ストーリーが決定したら、鉛筆で下書きを作っていきます。
その際には、枠組みの形、人物の構図や表情、フキダシとそのセリフなどを大雑把に描くのが一般的です。
一通り下書きが終わったら、黒インクでペン入れ作業を行いましょう。
ペン入れは丁寧に行って、よく乾燥させます。
完全に乾いたら、下書きを消して、仕上げの段階に進むのです。
ベタの部分を塗り、ホワイトによる修正を入れ、スクリーントーンなどで体裁を整えていきます。
最後に台詞を入れて、間違いがないか確認すれば完成です。
実際には、この途中段階で、背景の建物や時代(歴史が苦手だという人もいますが、全体的な流れとそれぞれの特徴を押さえると比較的理解しやすいかもしれません)に合ったファッションなど、様々な資料集めが必要になります。
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